刺されても・・・質にこだわる!!
蜂蜜パニック勃発!
日本でもニセの「純粋蜂蜜」が二割も
業界の隠蔽に公取委乗り出す→中国国内の蜂蜜は2/3がニセモノ、
日本は中国の生産量の17.6%(1/6強)を輸入している勘定だが、
その全部が「ホンモノの蜂蜜」の筈がないだろう!
「純粋」「ピュア」という名称も蜂蜜60%以上から使えるようなのであてにはできないようです。
本来はちみつは、花蜜をミツバチの酵素で分解し、果糖・ブドウ糖に変化させたものを言います。
そして、その酵素により殺菌作用や他の働きを促すのですが、熱を加えることにより酵素が破壊され、
従来の作用や働きを半減もしくは壊減させてしまいます。又、豊富なビタミンやミネラルが含まれている
にもかかわらず、加工や添加は無意味のはずですが、商売上加熱や加工した方が製品として扱いやすく、又、手ごろな値段設定もできることにあります。
その結果、市販品の中にはまがいものも多いようです。すなわち、安い値段のはちみつには健康に害を
及ぼすショ糖が多く含まれていたり、まれに異性化糖が添加されている事もあります。
本物かどうかを区別するには一概に難しいのですが、以下の三点を注意してお買い求め下さい。
【1】本物は透明度が低いことです。特に花粉などが含まれていて、ぼんやりした感じがしますので
前方を透かして見る事ができません。
【2】瓶を逆さにすると、本物には色々な酵素が含まれているので、キメ細かな泡がたくさん立つような
傾向があります。
【3】本物のはちみつは、温度を下げると結晶化して固くなる傾向があります。これは、決して砂糖が
混ざっているのではなく、はちみつ本来の性質です。ですから、常温に戻すと元の柔らかさが
取り戻せます。加熱を加えられたはちみつや加工品には見られない特徴です。
しかし、このような指摘をしても、実際に素人には見分ける事はなかなか難しく、一番良いのは
消費者の一人一人が正しい知識と、本物のはちみつの味や香りを知って頂くことだと思います。