人をだましちゃいけません!
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悪徳業者にだまされるな!注文書に潜むだましの手口
皆さん、中古車を契約するときは注文書を良く見ていますか?
もちろん注意深く確認していることと思います。しかしそんな用心深い方にも、 ある落とし穴が待っているのです。
今回は悪徳中古車屋の騙しの手口をご紹介します。
Aさんは悪徳モータースに中古車を見に行きました。そこで、走行距離が少ないわりに、 価格がお手ごろな1台を見つけました。
対応してくれたセールスマンも感じがよかったので、そのお店で購入を決めます。
慎重なAさんは、もちろん注文書の内容はよく確認し、納得してからサインしました。
「う~ん、なかなかいい買い物ができたな」とAさん、満足げです。
さて、納車されてから、数ヶ月後、点検を受けるために、近くのディーラーに車をあずけました。 すると、ディーラーの方から意外な答えが返ってきました。
「Aさん、この車メーターが改ざんされていますよ!ご存知でしたか?」
「えっ!そんな、ばかな!購入する時、そんな話全く聞いてないですよ」
驚いたAさん、早速、購入した悪徳モータースへ確認しに行きました。
すると、悪徳モータースからは意外な答えが返ってきました。
「Aさん、今さらそんなことおっしゃられても、困りますね。こちらは販売する時に走行距離は不明だと、 お伝えしたはずですよ。注文書にもきちんと記載してますし。一度そちらの控えをご確認願えますか」
「そんな、ばかな!注文書にサインする時、そんなこと一言も書いてなかったですよ!」
とあわてて注文書の控えを確認すると、な、な、なんとそこには“走行距離不明”と記載されているではありませんか。
「???」
一体、Aさんに何が起こったのでしょう?
- 実は悪徳モータースが、注文書の1枚目と2枚目の内容を変えていたのです。 Aさんは、注文書の1枚目を確認して、そこにサインします。 普通はその1枚目をお客様控えとしてもらいますが、この悪徳モータースの場合、 1枚目を渡さず、その下の2枚目をAさんに渡したのです。
もうおわかりでしょうが、その2枚目にはあらかじめ、走行距離不明と小さく 書いておいたのです。
実際にこのような手口で被害に会われた方がいらっしゃいます。皆さん注文書は自分の控えを確認するようにしてくださいね。